当ホームページのBBS (掲示板）で たっくじん さんの以下のスレッドに L8400B のオーバークロックについての発言がありました｡

(参照)  39.  WindowsXPいいですねぇ〜   2001/10/27 (土) 18:02

最近あまり弄っていないので今まで考えたこともなかったノートPC のオーバークロックに挑戦してみました｡

(1) SoftFSB を Get する｡

SoftFSB は当ホームページのフリーソフトでも紹介している WCPUID(CPU等の情報を表示するソフト) の作者 H.Oda さんの作です｡

現在のバージョンは Ver.2.0 のようですが使う人のマナー等の問題から非公開になっています｡

しかし Ver.1.7(Final) は Web 上で探すことができます｡

	インストールして起動したところ｡
		1.Target Motherboard で たっくじん さんの説のとおり    Asus P2B-VM を選択します｡ 　 2. Get FSB をクリックします｡ 　 3. Current FSB (PCI) のところに 100（33.0） MHz と    表示されます｡
		1. スライダーを右に移動してSelect FSB (PCI) を    あげていきます｡ 　 2. Set FSB ボタンを押すとオーバークロック状態になります｡    動作確認をしながら徐々に上げていきます｡ 　 3. WCPUID で確認すれば見事反映されていることが分かります｡ 　   ※ ただし､Bios を書き換えているわけではないので      システムのプロパティには反映されません｡   ※ またスタートアップに登録しなければ起動時にも      反映されません｡

		WCPUID で確認｡ FSB112×9.0=1008(1.08GHz) 見事 ギガマシンに変身！

(2) ベンチマーク の結果。

  HDBENCH Ver.3.30

 全体の結果ではむしろ下回っています｡

    CPUの数値(Integer､Float) は周波数のアップに見事に比例しています｡

    しかし､その他の項目はばらつきがあり､全体的にはむしろ悪くなっています｡

  Super π

    104万桁を測定してみた結果､

    900MHz では 2分34秒 だったものが

    1.08GHz では 2分25秒 となりました｡ 

(3) バッテリー駆動時。

Intel SpeedStep によりバッテリー使用時は 通常 FSB ×7 で駆動します｡ 　 バッテリーで駆動した時も左のとおり FSB112 ×7=784MHz で動作しています｡

結果としてそれほど満足するものとはなりませんでした｡

オーバークロックはCPU に関しては素直に結果が反映されますがその他のものに与える影響は必ずしもよい結果となるものではありません｡

ここでの記述はあくまでも自己責任で行うべきものであり、オーバークロックを薦めるものではありません｡

最悪の場合はマシンを再起不能に陥らせることもあります｡

同じことをおやりになった結果については FARC管理人 はいかなる責任も負えません｡