L8400B/ CPU 換装 (900MHz から 1GHzへ)・Fan(ヒートシンク)を1GHz対応に

ついでにフロントパネルも交換

1.CPU  700MHz → 900MHz → 最終的に 1GHz

最後のグレードアップをとうとう行いました。

 

※ L8400B のCPU の 仕様は 850MHz までとなっています。

    1GHz対応は L8400Ceです。

    ここからの記述はあくまでも自己責任で行うべき内容です。

 

  1) 2000/06月   L8400B をベアボーンで購入した時は Pen3-700MHz を使いました。

  2) 2001/10月   700MHz 900MHz に換装しました。

 

  3) 2003/05/16 Yahoo!オークションで Mobile Pen3-1GHz を入手しました。

      下記のCPUです。

       http://processorfinder.intel.com/scripts/details.asp?sSpec=SL53S&ProcFam=5

       値段は 20,500円。 直接手渡しで受け取りました。

MicroPGA2 MobilePentiumIII 1GHz

このタイプのCPUは 1GHzが最速 そして最後のものです。

 

2.CPU Fan(ヒートシンク) 換装

 

L8400B のヒートシンクはアルミ製のものです。

L8400Ce の1GHz対応で銅製に変りました。

 

入手には以下のような経緯がありました。

 

1) まず ユニティにメールを送りました。

「L8400C用のCPUクーラー(Pen3-1GHz対応) 単体を購入したいのですが在庫はありますでしょうか?

秋葉原に行く機会がありますので可能であれば直接御社をたずねて購入したいのですが。」

 

2) それに対するメールでの回答は 要約すると

・ 弊社には在庫はない。
 ・ 保証規定(弊社HP参照)にある通り、製造メーカー以外の者が改造・調整・部品交換を行った場合は、

    次回以降保証対象外となる。

 ・ 弊社宛に修理依頼として送って頂いた上で、メーカーでの交換修理となる。
 ・ 持込修理は行ってない、厳重に梱包の上、宅急便等で発送して下さい。

 ・ 金額はTotal  \9,000(税別)。」

 

3) 納得いかん!! そこで直接ユニティ に電話をしました。

「そもそもベアボーンで販売しているものを 製造メーカー以外の者が改造・調整・部品交換を行った場合は、

 次回以降保証対象外となる。という言い方はおかしい。

 部品単体販売をしないで全て修理扱いというのはベアボーンの趣旨 から考えても納得できない。」

とネジ込みました。

 

何回か担当が替わった後、「在庫はあります。直接販売します。」となりました。

購入金額は 3,675円(税込) です。

思ったより安い!

 

 

左 --- アルミヒートシンク
右 --- 銅製シンク

ファンの羽根の数が増えています。

でも音はあまり変らないように思います。

 

 

左 --- アルミヒートシンク
右 --- 銅製シンク

銅製シンクの上部の彫り込みは左下の画像のコイルのスペース。

アルミ製にあるCPUコア部分の窪みはなくなっています。

 

多分 L8400B L8400CeCpu廻りの違いはこのヒートシンクだけではないかと思います。

ただ、L8400B のモデル(販売時期) の違いによってはこの銅製ヒートシンクが合わないものもあるということでした。

 

ここで困った問題発生!

 

 

排熱口の手前にあるアルミ製のフィン(赤丸)が邪魔して取付できません! ヒートシンクの吹出し口までの長さが若干長い!

そこでラジオペンチで恐る恐るもぎ取りました。

ホッ!両面テープで接着してあるだけでした。

    これです。

 

赤丸の白い部分がフィンの跡の両面テープ これでセット完了!

3.フロントパネル交換

ユニティに Fan(ヒートシンク) を購入に行ったついでに以前掲示板でも話題になった

「液晶パネルの開閉つまみ(本体の前面左右にあるラッチ)の本体側が一つ折れた」

件を思い出し、入手できないか聞いてみました。

そうすると 「以前は修理扱いだったのですが今は部品売りをしている」 とのこと・・・

 

ヤッタ!と早速 Get!

 

 

上 - 表

下 - 裏

 

これで一つの部品でした。

知らなかった・・・

 

 

赤丸 3箇所のビスを外し

ユックリ手前にずらすと外れます。

 

スイッチ モジュール と スピーカー モジュールを外して取り替えます。

 

 

 

 

 

 

 

赤丸の部分

右側の黒い爪が折れています。

どうも強度不足のようです。

 

 

これで懸案のラッチ問題も解決!

 

 

システムのプロパティです。

 

通常の Win XP のイメージ と違うのは

Free の Visual Styles を使っているため。

 

 

なお、CPU換装時はインストールのし直し等は必要ありません。

 

 

換装も終わり。 さあ、ベンチマークの結果は?

 

a. HDBENCH Ver.3.30

   

換装直前に定格の 900MHzでベンチを取っておきました。

NTFS フォーマットですから Windows 98系と比べれば数値は劣ります。

 

  900MHz 1GHz
ALL 15516 19360
Integer 41118 45688
Float 40963 45516
MemoryR 10694 11307
MemoryW 12379 11003
MemoryRW 18717 18513
DirectDraw 16 19
Rectangle 18387 75184
Text 14989 15710
Ellipse 4899 5198
BitBlt 97 97
Read 18486 21035
Write 20205 20205
Copy 1656 1651

 

全体の結果は当然 1GHzが上回っています。

    CPUの数値(Integer、Float) は周波数のアップに見事に比例しています。

    その他の項目はばらつきがあり、チョットおかしい数値もありますがこんなところでしょう。

    体感上はそれほど変わるものではありません。

 

※ そのうちオーバークロックにもトライしてみます。

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